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 2023年2月22日に発売予定のPlayStation 5向け新型VRシステムPlayStation VR2(以下、PS VR2)」。先日ソニーストアにて先行予約のお知らせがあったほか、現在はAmazon.jp(https://www.amazon.co.jp/gp/browse.html?node=18195164051)などの抽選予約も受け付けている。

 今回は発売に先立ち、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)が主催するメディア向け体験会でPS VR2の実機に触れる機会を得られたので、そのレポートをお届けしよう。

初代PS VRよりも個人にあわせた調整が可能に!

 プレイする前に、PS VR2の外観からチェック。まず本体の見た目だが、全体的なフォルムは初代PlayStation VR(以下、初代PS VR)よりスマートになった印象。黒いモノアイのような部分が無くなり、前面部にはカメラが4つ付いている。

 装着方法は初代PS VRと変わらず、背面のボタンを押しながらグイッとヘッドトラップを広げ、かぶってから背面のダイヤルを回してキリキリとバンドを締め付けていく。そして前面部を前後にスライドさせ、レンズがちょうど良く見えるところで調整する感じだ。

 お次は「PlayStation VR2 Senseコントローラー」。ストラップを付けて握る専用のコントローラーで、右手用に「PSボタンオプションボタンアクションボタン(○ボタン/×ボタン)、R1ボタン、R2ボタン、右スティック/R3ボタン」が、左手用に「PSボタンクリエイトボタンアクションボタン(△ボタン/□ボタン)、L1ボタン、L2ボタン、左スティック/L3ボタン」がそれぞれ搭載されている。

 そしてヘッドセットをかぶり、コントローラーを握ったら「アイトラッキング」の設定へ。PS VR2では視線の追跡に対応し、「カメラの中心」ではなく「視線」でメニューなどを選択できるようになっているのが特徴の1つ。より個人向けのセットアップができるため、遊びやすさや酔いにくさへの貢献が大きそうだ。

 それが終わったらプレイエリアを設定。これをすると自分だけのプレイエリア空間を細かく区切れるので、必ずやっておこう。

Horizon Call of the Mountain』で機械獣とご対面!

 今回の体験会では、『Horizon Call of the Mountain』の試遊をさせていただいた。ここからは筆者がプレイしている様子の画像とともにお送りする。なお、今回は基本座ったままのプレイだが、設定によっては立って遊ぶこともできるという。

URLhttps://www.youtube.com/watch?v=8s33gmyHHA0

確実に進化を感じたPS VR2。予約のチャンスはお見逃しなく!

 と、あっという間に試遊時間が過ぎ去り、体験会は終了。ヘッドセットを外すと少し額が汗ばんでいた。

 個人的な感想としては「おもしろい」の一言。初代PS VRと比較すると画面は綺麗でピンボケしにくく、専用コントローラー直感的で使いやすいセットアップケーブル1本と簡略化され、遊びだすまでのハードルが大きく下がった印象。シースルービューやアイトラッキングなどの新機能も、遊びやすさおよび体験の上質化に貢献している。総じて初代PS VRから大きく進化していると言えるだろう。

 『Horizon Call of the Mountain』の移動は腕をジョギングするように振ると前進するスタイルで、小刻みに振ると素早く移動できた。また、右スティックで10度くらいずチョンチョンと視点を動かせるなど、VR酔いへの対策も進んでいると感じる。

 弓矢は銃のFPSゲームにあるような照準(レティクル)が無いため当たるか不安だったが、意外と狙ったところへ飛んでくれたのでよかった。担当の方いわく「お上手!」とのこと。照れるな(チョロイな)。

 今回はデモ版ということでストーリーなどには触れられないが、『Horizon Zero Dawn』を遊んだプレイヤーなら、きっと機械獣との臨場感あふれる戦闘に心が躍るのではないだろうか。

 体験してみた結論。ハードウェアの所感は良好で確実にVRの進化を感じられた。あとは遊びたいソフトが1本でもあるならば、予約に踏み切ってもいいと思う。記事編集時点で、公式での先行予約は終了しており、Amazon.jpでも予約は抽選式となかなかにハードルは高いが、店舗によってはまだ予約の受け付けも見られるため、チェックしてみよう。

 また、ほかのPS VR2対応タイトルだとレースゲームの『グランツーリスモ7』や、リズムシューティングの『Rez Infinite』などは外れが無さそう。ホラー系の『バイオハザード ヴィレッジ』や推理ADVの『Dyschronia:Chronos Alternate』、都市建設シミュレーションの『Cities VR』なども注目だ。

 PS VR2は、2023年2月22日発売予定。希望小売価格は本体のみが7万4980円、『Horizon Call of the Mountain』の同梱版が7万9980円となる。

 なお、PS VR2対応のタイトルラインナップについては、下記のPS Blogでまとめられているので参考にして欲しい(後日発表分も追記されていくとのこと)。

【PS Blogリンク】

・対応タイトルまとめページ
https://blog.ja.playstation.com/2023/01/20/20230120-psvr2/

・予約サイトまとめページ
https://blog.ja.playstation.com/2023/01/26/20230126-psvr2/

【製品情報】

製品名:PlayStation VR2
販売:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
内容物:
・VRヘッドセット
PlayStation VR2 Senseコントローラー (L) / (R) ストラップ付属
USBケーブルコントローラーのペアリングと充電用)
ステレオヘッドホン
・イヤーピース3セット
・印刷物一式
発売日:2023年2月22日
価格:7万4980円

製品名:PS VR2Horizon Call of the Mountain” 同梱版
販売:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
内容物:
・VRヘッドセット
PlayStation VR2 Senseコントローラー (L) / (R) ストラップ付属
USBケーブルコントローラーのペアリングと充電用)
ステレオヘッドホン
・イヤーピース3セット
・印刷物一式
PS VR2専用ソフトウェアHorizon Call of the Mountain』ダウンロード版(プロダクトコード)※1、※2
※1:システムソフトウェアアップデートが必要になる場合があります。インターネット接続が必要です。
※2:このゲーム日本国内向けです。プロダクトコードのご利用には、インターネットの接続環境とPlayStation NetworkPSN)のアカウントが必要です。プロダクトコードの有効期限は2028年3月31日です。
発売日:2023年2月22日
価格:7万9980円

製品名:PlayStation VR2 Senseコントローラー充電スタンド
販売:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
発売日:2023年2月22日
価格:5480円

©Sony Interactive Entertainment Inc. All rights reserved.
Design and specifications are subject to change without notice.
©2022 Sony Interactive Entertainment Europe. Developed by Guerrilla and Firesprite. Horizon Call of the Mountain is a trademark of Sony Interactive Entertainment LLC.
※「PS」「PlayStation」「プレイステーション」および「PlayStation VR2 Sense」は、ソニー・インタラクティブエンタテインメントの登録商標または商標です。
※そのほか記載されている名称は各社の商標または登録商標です。

機械獣の迫力にビクッ!PS VR2『Horizon Call of the Mountain』体験会レポ


(出典 news.nicovideo.jp)


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